私の朝のひととき

私の朝のひととき

私、マンションの間取り図見るのが趣味なんですよね。

そういう人って意外といるみたいですけど。小さい頃からレゴブロックで家を作ったり、ドールハウスで遊ぶのも好きだったし、ひとりで画用紙に線を引いて「将来のお家」とか設計するのも大好きでした。

ニュース見るならネットですむんだけど、未だに新聞にこだわっているのは実はちらしが好きだから(笑)

で、新築マンションの広告とかでオールカラーできれいなモデルルームの写真なんか掲載されてるとウットリと眺めちゃう。

中古マンションのちらしも好きです。

いくつにも区切られて、小さな間取りがたくさんのってるでしょう。あれ見て、この部屋を子供部屋にして、ここの壁をとっぱらってこのあたりに備え付けの家具作ったらいいかも、とかひとり想像するのが好きなんです。

本当言うと、マンションのモデルルームとか見るのも好きなんですけどね。あれは何度か行ったことはあるんだけど、見た後にアンケート用紙書かされたり、収入とかなにげに聞かれたり、その後は勧誘電話がきたりでちょっと面倒くさい。

それに買う気がないのに、担当営業ついちゃうと逆に申し訳なくて。

「今すぐ買う気はありません」と言っても、向こうは「もちろんそれでもいいんですよ」って、結構押してくるから。

だから、私にとってはやっぱりマンションのちらしがいいんです。

夫と子どもを送りだしてから、コーヒーいれて、テーブルの上にちらし広げて。

そこでしばらく、想像の世界に飛んでしまう。

見渡せば、テーブルは新婚当時にディスカウント店で買った安物だし、アパートの壁紙は子どもが汚し放題できたない。間取りだって平凡で狭い2DK。夢の家どころか、雨風しのぐだけの小さなわが家。

でもこの時代、都内に3LDK80平米新築タワーマンションなんて、うちは買えるわけがない。もっとも買えないことに対する不満はないんです。身の丈にあった暮らしでいいとは、私も思ってるから。

だけど主婦の小さな夢を、朝のひとときに見たっていいでしょう?

間取り図を手に、胸のなかに豪邸を描いたら、私はスラリとした読者モデル系の主婦になって、夫はイケダンで、子どもはサッカーチームで活躍中の元気な息子と付属に通う可愛い娘に設定しなおして(笑)

本当はこのてのひらにのっているものが何よりの私の幸せだと充分承知しているけど。

そう思って、コーヒーカップ洗って、さぁ今日もパート勤めの忙しい主婦の一日が始まるのです。

お見合いパーティーサイト

お客様

昨夜、お客様がうちに来ました。

大抵は、遅れていらっしゃることが多いのですが…、今回来て下さったIさんとOさんは、父と一緒に予定よりも1時間早くいらっしゃったのです。

準備が終わっていない!

と悲鳴を挙げそうになりましたが、お菓子とお抹茶を出して、しばらくもたせてから、前菜のプレートと買ってきた蒸しエビを出しました。

予定では、ステーキ丼と魚の蒸しものを順に出してから牡蠣フライを出すはずが…ステーキ丼の下準備が終わらないので、先に蒸しものと牡蠣フライを出すことに。

でも、それでよかったかも。母が、ステーキ丼にあわせてお味噌汁を作ってくれていたので、揃えて出すことが出来たのです。

お味噌汁も、20分昆布と厚節を煮立たせただしでとったものなので美味しい~。

(普段はほとんどお味噌汁を飲まない私も、キッチンでお代わりの順番待ち)

Oさんは、祖父・伯父・父・従兄が医者家系というおぼっちゃまな雰囲気の方。

物静かな中にも芯の強さが見て取れました、

「おじいさんが産婦人科で、伯父と父は皮膚科…で、何故Oさんは産婦人科医の道へ?」

との答えに

「産婦人科で、堕胎を経験していた祖父が、命を終わらせなければならない悲しみを経験させたくないという思いから、伯父や父に祖父は産婦人科ではない科にすすむように命じていたんです。でも、私はその悲しみや苦しみも受け止め、かつ生命を慈しみたいと思い、産婦人科への道を志しました。」

と話されていました。

Iさんは、サラリーマンの親がリストラと倒産で2回失業を経験していることから、親を支えるんだ!との気概が強い方でした。

今時に若者には珍しいハングリーさを持っていました。

国公立の医大を奨学金で通い、働きだしてからはそれを全額返済したとのこと。

言葉の端々に医師としてやっていくぞ!という気迫が感じられるのです。

受験時代のことを話されましたが、死に物狂いで勉強をしたとのこと。

おふたりとも、本当に素晴らしい方達で、父も褒めていました。

特に父はIさんがお気に入りのよう。

「(私のことを)嫁にどう?」

まで言っていたくらいですから。

私は、婚約者がいて花嫁修業で料理頑張っているのに…動揺してしまいました。